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2007年 02月 15日
15日だ。うん、間違いない。
2月14日など存在しない。 友人と顔を見合わせながらバイトをしていたわけだが、友人から話しかけてきた。 さわやかな笑みを交えつつの話。 「なあ」 「なんだ?」 「たまには新しいメイド喫茶探さないか?」 「乗った」 というわけで、バイトがはけしだい日本橋へと足を踏み入れたオタク二人。 友人はノートを取り出した。 「なんだそれは?」 「ああ、これか?秘密兵器だ」 「秘密兵器?」 「日本橋のメイド喫茶のマップを網羅してある。」 ノートを覗き込めばかなり丁寧にマップが綴られている。 いったことのある店は別ページにてレビューまでくわえてあったから驚きだ。 どうだ、と自慢そうな顔して胸を沿っているのがなおさら驚きであった。 「で、今日はどこへいくんだ?」 「まあ、待て。6店舗ほど考えている」 「多いわ」 「店の前まで行ってよさそうな店に入ろうではないか?」 「一理あるな」 一店舗目 エレベーターに乗ってビルの3Fへ。 「静かだな」 「営業中のはずだ、営業時間は確認してある。間違いない」 「暇なのか?」 ガラスドアごしに覗き込むも人っこ一人いない。 「帰るか?」 「異議なし」 ノートの一店目に×印をつけて店を後にした。 2店目、リフレとセットで狭そうなので却下。 3店目、店は広そうだったが、いかにもな客を見て却下。 なんつーか。 痛い、痛いよママン(人の表現○パクリ) 「お、ここは割りとマシそうじゃね?」 「だな、行くか?」 「半分すぎたしな」 4店目でようやく入れそうな雰囲気。 足を踏み入れたのはいいが。 「ピザ臭いよ、パパ」 「お前を生んだ覚えはない」 「デザート値段の割りにまずいよパパ」 「それには同意する」 650円かけて、おいしくないデザートorz ありえなくね? 長居もせずにさっさと退出。 メイド服はなかなかいかった、とだけ。 続いて5店目にも入店。 先ほどの記憶を幸せなメモリーで上書きしたかっただけだ。 地下に降りるという珍しいタイプ。 店内は落ち着いている。 が、メイドさんが頭に獣耳を装備。 「気になるよ、兄さん」 「お前を弟に持った覚えはない」 「さっきから当たってるよ兄さん」 「どじっこを演出してるだけだ、気にするな」 メイドカフェ恒例のメニューオムライスを注文する友。 男だ。 男すぎる。 メイドさんはきっと内面いやなのだろうが、そんなこと前に出さない。 けちぇっぷ片手に 「絵を描きますが、リクエストはございますか?」 「む、考えてなかった」 「俺が提案していい?」 「いいぞ」 提案権を貰った俺が提案したもの。 サザエサン。 メイドさんへ、よく頑張ったと思います。ありがとう。 でも、サザエさんじゃなかったね。 それなりに満足して1時間ほど語り合い退店。 ご機嫌。 俺が先に出ると友がドアの部分で 「いってらっしゃいませ御主人様」 「てめーが言うな」 などというやりとりしつつ店を後にした。 6店目。 場所だけを確認して時間が時間だったのであがらずに出た。 オタク向けの店ではなさそうだ。 入店することはないだろう。 メイド喫茶ランキングが変更された。 5店目の店は第三位入賞だ。 たまにならいってもいいかも。レベル。 満足とは裏腹に財布の野口さんがどこかへ行きました。 あうあう、返っておいで。 バイトしろよ、俺。(よくわからんオチ)
by wclub_pataao
| 2007-02-15 23:19
| 日々の日常
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